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1.ハーハーハリ、うさぎさん 仲の良いウサギとヤマアラシのお話。 話が短いので端折りすぎてる気もするけれど、 文字も大きくてページ数も少ないので読みやすい。 挿絵はコピー、コピーであまり変化なし。 内容は3〜4歳の子に読み聞かせるのにぴったり。 お話の最後がかわいくて私は好きです。 |
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2.うそつきな猫 ポーカーフェイスの猫を見てネズミ達があれこれ相談するお話。 挿絵とページが少しずれているのでところどころわかりにくい。 ネズミも何匹か名前ナシで出てくるので最初は誰が話しているのかわからなくなってしまった(笑) |
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3.ちょうちょ ある日バラの花の葉っぱについた小さな卵を見つけたサンドゥニは・・・。 近くにいる小さな生き物でも命は大切にしましょうね。 というお母さんから子供へ読み聞かせるようなお話。 殺生を嫌うスリランカらしい。 挿絵もカラフルでスリランカらしい衣装と子供が喜びそうな挿絵がかわいい。 文字は少し多いけど話の流れがわかりやすいのでイメージしやすい。 |
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4.大工さんの友達 大工さんを一番手伝えるのは誰かで大工道具たちが言い争いをするお話。 挿絵が少ないので少しわかりにくいのと、 一番の問題はかなづち、カンナ、のこぎり等工具のシンハラ語が辞書にはほとんど載っていなくて訳すのに苦労した。 でも使っている言葉は繰り返し出てくるので言葉を覚えるのには良かった。 |
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5.ウリ泥棒 村人の畑になったアル プフルがある日誰かに盗まれた! スリランカのことわざの逸話。 イラストもかわいいし、文字も少ないので読みやすい。 英語訳も出版されています。 |
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6.太陽と月と麦 太陽と月と麦、そして地球がどうしてできたのかというスリランカの昔話。 最初の数ページでお父さんが亡くなってしまったのにはびっくり。 お母さんを大切にするスリランカらしいお話だけど、このお母さんはちょっと怖いかも・・・。 英語訳も出版されています。 |
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7.キツツキと友達 仲の良い4人がある日思い立って海へ出た。 落ちが無いので「??」という終わり方だけど、きっとこれは輪廻転生を伝えるためのお話だと・・・。 これも同じ言葉が繰り返し出てくるのでシンハラ語の勉強としては参考になった。 英語訳も出版されています。 |
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私が話し、イラスト共に大好きなお話。 昔はクジャクはそんなにきれいじゃなかった。 でもある日結婚式に行くことになったクジャクは・・・。 最後の辺りでスリランカならではの仏教用語と言い回しが出てくるので少し難しかった。 アウィッチヤも実在の鳥なので実際に鳥図鑑などでクジャクと見比べたりすると更におもしろい。 英語訳も出版されています。 |
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9.アンダレーが砂糖を食べた! スリランカでも超有名な道化師アンダレーのお話。 砂糖がまだ貴重だったころ、海外から運んできて湿ってしまった王様の砂糖がお城の庭に干してあるのを見たアンダレーは何とかして食べたいと考えた。 文字が少し多いし、お城や王様、お妃様といった言葉は少し難しいけれど、スリランカの人なら誰でも知ってるアンダレー。 あらかじめ内容を聞いてから読むとよくわかる。 英語訳も出版されています。 |
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10.鹿と友達 ある日森の全ての泉が急に涸れてしまった。 そんな中、たった一つ涸れなかった泉を見つけた優しい鹿は困っている友達に快く飲ませてあげたのだけれど、 その中にはただ水が飲みたかったのではなかった友達が・・・! 私はこの話の中に出てくる亀が好きです。 一生懸命な様子がかわいくて・・・(笑) 英語訳も出版されています。 |
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11.愛娘への贈り物 ある村人の愛娘が若くして亡くなった。毎日悲しむ村人の奥さんのところへある日乞食が来て、天国へ行って娘に会ってきた、彼女は結婚して幸せにしている。と言うので村人の奥さんは娘へ贈り物を贈りたいと考える・・・。 微妙に消化不良で話が終わる気がするのですが、笑い話というわけでもないですし・・・微妙なところです。 英語訳も出版されています。 |
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12.村人とオニ ある日村人森へ行って木を切ろうとしたらその木に住んでいたオニ(夜叉)がびっくりして飛び降りてきた!木を切らない代わりに毎日ライ麦を一袋持ってくると約束したオニがある日村人の家に行く途中オニの兄貴分に会う。 話を聞いたオニの兄貴分がこの弟分を助けてやろうと村人の家に行ったところ・・・ 結局ミイラ取りがミイラになってしまったというお話。 英語訳も出版されています。 |
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13.村人とオニの親分 『村人とオニ』の続編。 毎日家に来るオニ2人からオニの集会があると聞いた村人。お兄さんと2人でこっそり見に行ったところあの2人のオニが自分のことをオニの親分に訴えていた! この村人強いです。(笑) これもまたミイラ取りがミイラになってしまったというお話。 英語訳も出版されています。 |
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14.お天気と雨ときつねの結婚 あるところにお父さん、お母さんと娘が一人いた。 娘はとてもかわいい子だったけれどおてんばで遊んでばかりいた。 そんな娘を心配したお母さんはある日森で「そんなことばかりしていたら結婚してくれるのはきつねだけですよ。」と娘をたしなめたところ、 その言葉を木の陰から聞いていたきつねが本気にして娘と結婚したいと家に来てしまった! 天気雨にまつわるお話。今でも天気雨になるとこの言葉が使われることがあります。 英語訳も出版されています。 |
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15.マハダェナムッター 何でも知っているというマハダェナムッターのお話。 ある日弟子5人と旅に出たダェナムッターは川にたどり着いた。 川を渡った後、弟子が全員いるかを確認しなければと数えてみると1人足りない! ありがちな笑い話で、川を渡る前にもひと悶着ありますが、「あ〜・・・(笑)」って感じです。 英語訳も出版されています。 |
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16.マハダェナムッターの田んぼ仕事 何でも知っているというマハダェナムッターの続編。 ダェナムッターのところへある日村人が田んぼの仕事で知恵を借りたいと訪ねてきた。 田んぼにお米の種を蒔いた後、その種を足で踏んでしまわまないように上手に蒔きたいという。 そこで弟子と共にお手本を見せようと田んぼに行ったダェナムッターは・・・。 英語訳も出版されています。 |
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17.マハダェナムッターと弟子たち 何でも知っているというマハダェナムッターの更に続編。 ダェナムッターは5人の弟子たちに問題が起きた時の解決方法を日々書いて渡していた。弟子たちもそれをありがたいお手本として大切にしていた。 ある日弟子5人と出掛けたダェナムッターはふとした拍子にバランスを崩して田んぼに落ちてしまう。 すぐに助けてくれると思った弟子たちはどうしたらいいかわからず、こういう場合の解決方法がありがたいお手本にあるのではと調べたけれど・・・。 アンダレーと違って冗談でやっているわけではない分どうしちゃおうかと思っちゃいます。(笑) 英語訳も出版されています。 |
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18.私の卵はどこ? マンゴーの木の上に巣を作っためすガラスと木の下に巣を作ったメンドリはとても仲が悪くていつもケンカばかり。 ある日それぞれ卵を巣に隠してご飯を食べに行って帰ってきてみると卵がない! お互いに卵を盗まれたと思って取っ組み合いのケンカをはじめた2羽を草むらから見ていたのは・・・? 題名の響きもかわいいし、めすガラスとメンドリの対照的な行動がテンポよく文章になっているので理解もし易い。 私はこの絵もかわいくて大好きです。 英語訳も出版されています。 |
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19.蚊のチューティ 蚊のお父さんとお母さんが新しく住む家を探して飛んでいると庭の汚れた住みやすそうな家を見つけた。 そこの庭で生まれた蚊のチューティはお母さんに教えてもらったとおり、この家に住んでいる家族の血を吸おうと部屋に行ってみたけれど・・・。 これを読んでいるころちょうどデング熱の流行っていたスリランカ。チューティは悪いことはしなかったけれど、家はきれいにしておかなければ蚊がくると子供に言い聞かせるのにはぴったり。 |
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20.ニワトリの王様 ニワトリには昔「とさか」がなく、森にある鳥の村に住んでいた。 ある日ふとしたことから鳥の王様を決めることになった鳥たちがきれいな赤い冠を作ったところ、王様に誰がなるのかでケンカが始まってしまった! そんなみんなのケンカを少し離れたところからじっと見ていたニワトリは・・・? 私は「ママイ ラジャ!(僕こそが王様!)」という響きが好きです。 |
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